コンシェルジュ

arcコンシェルジュとは

一般社団法人arcは、様々な分野の専門家(arcコンシェルジュ)と協力して、教育プログラムやフィールドワークを提供します。
arcコンシェルジュは、各分野で研究活動等、ご活躍されている方々を独自の観点で選定させていただいております。自らの専門性だけでなく、地域の魅力や社会課題に対する深い理解と活動、及び独創的な視点を持ち合わせている専門家です。

一般社団法人arcは、arcコンシェルジュとともに、学びたい人と学びたいことをつなぐ架け橋として、自然・地質・動植物・人物等、様々な分野で参加者の視野を広げる教育プログラムを提供します。

arcコンシェルジュのご紹介

長谷川 修一さん
1955年島根県生まれ、1980年東京大学大学院理学系研究科修士課程(地質学専門課程)修了後、四国電力で工事前の地盤調査やアドバイス等の業務に従事、2000年から香川大学工学部・創造工学部で地質工学,地盤災害,地域防災等を学生に指導、2021年から四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構副機構長として、地域防災,地域振興に努めている。

また、2019年からは有志と讃岐ジオパーク構想推進準備委員会を立ち上げ、香川県の大地の成り立ちから地域の特徴を紐解くジオツーリズムをはじめとした、香川県内の地域が元気になる仕組み作りの準備活動をしている。

横山昌太郎さんの紹介_01
横山昌太郎さんの紹介_02

横山 太郎さん
1971年広島県生まれ、三重県四日市市育ち。名古屋大学農学部森林保護学研究室にてニホンジカによる森林荒廃に関して調査・研究を行う。
大学院博士課程中退後、環境庁(現環境省)に入庁、国立公園の許認可業務や陸中海岸国立公園(当時)や日光国立公園の自然保護官などの国立公園行政、野生鳥獣の保護管理などに携わる。
9年間の勤務の後に辞職し、星野リゾートの子会社でありエコツーリズム団体のピッキオ(長野県軽井沢町)に入社、森のいきもの案内人(インタープリター)となる。森の案内やツアー企画、ガイド養成講習会の講師、エコツーリズム推進法に基づく各地のエコツーリズム推進全体構想作成等も担当する。
10年間のガイド経験後、より地域に根ざした生活と活動を目指し2016年香川県に移住、現在は個人事業主として森歩きのツアーガイドや地元ラジオ番組のブログライターや畑仕事の手伝いなど様々な小商い・活動を行っている。

資格等:博士(農学)、全国通訳案内士(英語)、森林インストラクター、森林セラピーガイド等
趣味:旅、読書、海釣り、郷土料理・B級グルメ、ご当地スーパーマーケットめぐりなど。

松本 慶一さん
1971年香川県生まれ。1999年東京農業大学大学院農学研究科博士前期課程修了後、東京都高尾自然科学博物館で非常勤学芸員を務める。その後、民間の昆虫館で学芸員として勤務し、2014年からNPO法人みんなでつくる自然史博物館香川に勤務し現在に至る。香川県希少野生生物保護推進員、香川県ダム環境委員会委員として、香川県の自然保護啓蒙活動に努めている。
三度の飯より虫が好きで、ゴミムシの探求に命をかけている。香川県の自然を守る次世代の育成に力を入れるべく、特に中学生と高校生の生き物屋を観察会のスタッフとして迎える活動を拡大していく予定。

西谷 美紀さん
香川県高松市出身。龍谷大学文学部史学科国史学専攻卒業。城陽市歴史民俗資料館の学芸員を経て、栗林公園内にある讃岐民芸館で勤務し、初代館長である和田邦坊の作品と出会う。
2011年「さぬき画報―栗林公園にいた和田邦坊」展をきっかけに邦坊研究を開始。その後、香川県文化振興課(世界遺産グループ)、高松市塩江美術館、公益財団法人四国民家博物館(四国村)に勤務しながら研究活動のアウトプットとして、まち歩きイベントを企画する。
2016年、和田邦坊リサーチプロジェクトを立ち上げて『和田邦坊デザイン探訪記①』『和田邦坊デザイン探訪記②』などを上梓する。
2018年、灸まん美術館/和田邦坊画業館の学芸員に着任。美術館の企画展だけでなく、邦坊ラッピングバスの制作、朗読会のイベント、和田邦坊ナビゲーター育成プロジェクト監修、邦坊AIプロジェクト事業などに携わる。
2023年から四国学院大学非常勤講師として「博物館概論」「博物館経営論」を担当。
好きな食べ物は、乳酸菌飲料と焼きそばパン。趣味は、博物館・古書店巡り。3度の飯よりミュージアムが好き。